ベトナム運航便では存在感が大きくなってきたベトナム・ホーチミン
ベトナムのホーチミンはJALが直行便を運航している行き先でも際立った存在感のある目的地です。
現在では成田便が1日に2便、羽田と関空便が1日に1便就航し合計は4便になります。
- 成田 ハノイ 18:25-22:15
- 関西 ハノイ 9:20-12:20
- 成田 ホーチミン 17:55-22:00
- 羽田 ホーチミン 01:25-05:15
2018年よりJALはベトナムの格安航空会社のベトジェットエアと業務提携を発表し、コードシェア便も運航することになり、今後ますますベトナムの空の便は利便性が高くなります。
ちなみにJALの帰国便も同じく成田便が1日に2便、羽田と関空便が1日に1便就航しています。
- ハノイ 成田 00:05-07:20
- ハノイ 関西 01:20-07:50
- ホーチミン 成田 08:10-16:00
- ホーチミン 羽田 23:25-06:55
早朝便や深夜便で到着後時のラウンジ利用
日本とベトナム間の便数はまだまだ少ないので、日本からベトナムに行く際には到着時間が深夜になったり、早朝になってしまい不便に感じることも多いでしょう。
例えば以下の便では早朝や深夜に到着してしまうので到着時には時間を持て余してしまう恐れがあります。
- JL751 成田 ハノイ 18:25-22:15
- JL759 成田 ホーチミン 17:55-22:00
- JL079 羽田 ホーチミン 01:25-05:15
- JL752 ハノイ 成田 00:05-07:20
- JL050 ハノイ 関西 01:20-07:50
- JL070 ホーチミン 羽田 23:25-06:55
日本/ベトナム便ではほとんどの便が早朝/深夜に到着するため、到着時にはバスなどの交通機関が営業しておらず、タクシーの利用が選択肢に入ってきます。ただ、この時間帯の空港は治安が良いとは言えず、タクシーも相場よりかなり高めの金額を吹っかけてくることも、かなり不便な時間帯です。
こういう時にあったら便利と感じるのはプライオリティパスが使える空港ラウンジでしょう。
空港内で食事やドリンク、シャワーが使えれば、ベトナム・タンソンニャット空港に到着した後でリラックスして快適に過ごすことができます。
またJALの全ての便が発着するベトナムで最大の国際空港であるタンソンニャット空港はプライオリティパスで利用できるラウンジ「オーキッドラウンジ」も用意されているため、到着時のプライオリティパスラウンジへの期待が高まりますね。
タンソンニャット空港に到着する利用者への冷たい対応
では、タンソンニャット空港に到着した場合に、プライオリティパスでラウンジが利用できるのかと言えば、残念ながら利用できるラウンジは制限区域内にありますので不可能となっています。
これは入国前も後も同じです。
理由はタンソンニャット空港では、到着エリアと出発エリアが分けられていますので、到着用のエリアにはプライオリティパスで利用可能なアライバルラウンジは用意されていないからです。
タンソンニャット空港に到着すると到着エリアは1階でイミグレーションのある2階へと移動するのですが、出発エリアとは完全に分かれていて、行き来ができないようになっています。
当然、乗継の利用者は出発エリアに行くことができるのですが、それは乗り継ぎの航空券を持っていて、且つ、乗り換え専用のゲートを通過してからになりますので、到着便の利用者は利用できるものではありません。
タンソンニャット空港の到着エリアは施設自体が簡単なつくりで、両替所やATM、トイレやタクシー、SIM販売などの最低限の設備があるだけで、レストランなどは到着エリアにはありません。
プライオリティパスで利用できるラウンジも残念ながら現時点ではないのです。
空港の外に出てもラウンジはないのでタンソンニャット空港は早朝便や深夜便の利用者にとってはアライバルラウンジが無いので残念な空港であると言ってよいでしょう。
この辺りは4つもラウンジがある出発エリアとは全く違った対応ですね。
まとめ
このような事実から、ホーチミンの空港は出発エリアのラウンジが充実している一方で、到着時に利用可能なラウンジがないという残念な結果となりました。
もちろん空港自体は24時間営業ですから、空港の外では一部営業しているカフェやお店もございますし、近場のホテルを予約して送迎を利用する等の対策は可能です。
でもやっぱり安全面から言えば早朝・深夜便の利用はあまりお勧めできるものではありませんね。
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